能力開発工学、教育−なんでもQ&A
Q14
 能力開発工学にのっとると、指導者の役割はどうなるのですか?

A14
 これまで指導者の役割は、一斉授業での教授を行って、知識、技能を伝達することが主たる仕事でした。それを能力開発工学にのっとり、個人個人の力を伸ばすようにするためには、
自主的な学習ができるような事前の学習準備(プロジェクト、導入、プログラム、教材、グループづくり)をしておいて
学習者一人一人の行動(脳の働き)をよく観察し、その行動、心理を分析しながら、どのように回路をつくる場を考え、個人、グループに対する環境づくり、指示をすること
になります。

 要するに、授業・研修を自主的にできるように事前に準備をして、授業・研修の時は、一人一人、そしてグループの指導をするということと考えればよいでしょう。事前準備をどんなにしていても、学習者は様々ですし、学習者は予測したような行動をとるとは限りませんので、その場その場で学習者、グループの行動に合わせて臨機応変なアドバイス、サポートをすることになるわけです。それによって、学習者一人一人をのばすことができるようになるのです。

 簡単に言えば、一斉授業での教授に掛けるエネルギーを、自主的学習ができるような学習の場をつくり、そこで個別に学習をサポートすることにより、自分で考え、自分で行動する力が育てられるということになります。

Q&Aのページへ戻る   JADEC-TOPページ