能力開発工学、教育−なんでもQ&A
Q15
 指導というのは教えるのではないのですか?

A15
 「教える」という言葉は、これまで「一斉授業で講義をする」という場面に使われる場合が多かったと言えます。講義によって「知識を与える」ということを「教える」と言っていたわけです。

 また、「指導」という言葉も、これまで学校の中では「教科指導」「生徒指導」などというように使われ、教師が主導で知識や生活の仕方を与えるという場面で使われてきましたので、やはり教育の場での主役が教師(指導者)で、教育を受ける生徒(学習者)は、脇役という関係で使われてきています。

 能力開発工学では、学習者を主役とする学習の場を作りますから、指導者は学習者を見ていて、アドバイスをするという、あくまで「手助け」「一緒に相談にのる」「協力をする」といったのが仕事になります。その意味から「指導」そして「教える」という言葉も意味が違うと考えられますね。

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